アブラムの妻サライは、彼に子どもを産まなかった。(サライは、アブラムに「主は私が子どもを産めないようにしておられます。」と言った。サライはアブラムに、サライのエジプト人の女奴隷ハガルにアブラムの子を産ますようにと言った。それによりサライは子どもの母になれるでしょうとも言った。)
ハガル(女奴隷)は、自分がアブラムの子を身ごもったことを知って自分の女主人(サライ)を見下げるようになった。
サライはアブラムに、女奴隷がサライに横柄になったのはアブラムのせいだと言った。
サライは「主が、私とあなたの間をおさばきになりますように。」と言った。
アブラムはサライに女奴隷をサライの好きなようにしなさいと言った。
それでサライが女奴隷をいじめたので、女奴隷はサライのもとから逃げ去った。
主の使いは荒野の泉のほとりで女奴隷を見つけ、「サライの女奴隷ハガル。あなたは、どこから来て、どこへ行くのか」と尋ねた。
彼女はサライのところから逃げているところですと答えた。
主の使いは、サライのところへもどって身を低くするようにハガルに言った。
また、主の使いは彼女に言った。「あなたの子孫は、わたしが大いにふやすので、数えきれないほどになる。」
主の使いは、ハガルの子は男の子で、その子をイシュマエルと名づけるようにとも言った。
イシュマエルの手は、すべての人に逆らい、すべての人の手も、彼に逆らう。彼はすべての兄弟に敵対して住もうとも言った。
ハガルがイシュマエルを産んだとき、アブラムは八十六歳であった。
旧約聖書の昔から、人はつけあがったり、いじめたりとかがあったのですね。。。。